令和5年12月17日(日) 晴れ時時曇り一時雪 風強し
昨日より天候一変。北西の寒風吹き荒れ気温低下著し。中秋より師走に引き戻さたり。6時前に長島漁港着。此処は風裏の筈なれど、冷たき強風は港内にも吹き込みて、いつもは凪の港内も水面に縮緬波を生じ、軟調子の鯊竿は風に煽られて用を為さず。已む無く硬調子の竿に交換す。未だ明けきらぬ6時20分、昨日残りし石ゴカイを鉤先へ通し、薄暗き街灯の明かりを倚みに投入せり。刹那、ゴツゴツとした触り有之。暫し道糸を緩め、而して穂先を上げ訊けば、鉤先が鯊の口に刺さりて驚きたるか、更に激しく手許へ感応したり。急ぎ合わせを入れ、恙無く鯊を確保す。型は4寸3分乍ら坊主は逃れり。爾後は当たり無之。8時半納竿。帰途に西之森へ立ち寄り、10時から12時迄に箆鮒10枚、鯉5匹、鯰1匹を釣りて後、今度こそ帰宅したり。