令和五年三月十九日(土) 晴れ
朝五時出立。既に東の空は微かに明るき兆しあり。西之森へ六時前に到着。しかし複数例会にて駐車場が満車のため、温泉前に急遽転進す。駐車場にS木氏、KEN氏の姿を見ゆ。西之森ばかりの両氏にしては稀有なれど、次週所属の会が温泉前で催す例会前に下見との由。遅れて同様の理由でU崎、K森、H部各氏も駐車場に到着す。二号桟橋に各氏と並びて釣り座を据え、竿十三尺、両グル底釣り、上ス三十、下ス四十、鉤ヘラスレ一号にて七時より開始。小マブ多し。予て悟したるところなれば、ヘラブナの寄りを俟ちて、七時二十分頃に一枚目を掛けたり。五寸ほどながらボウズは逃れりと安堵。九時半に至るまで十五枚と概ね順当に釣れる続くも、気温が上昇し北西風が吹き出した途端、徐々にヘラは水底より浮き出し、早くも上ズリの兆しあり。以後は両ダンゴ宙釣りを選択した各氏が優勢で、底釣りはウキのトップにヘラの動き見られず。相変わらずマブナのみ活性高く、正午の納竿まで五枚追加したるのみ。〆て二十枚と温泉前にしては上出来に思えども、隣座にて宙の両ダンゴでそれを上回る釣果を見れば、手放しに喜ぶこと能わず。豈図らんや未だ春浅き時候に、早くも両ダンゴの宙釣りが成立するとは。次回の参考とせん。各氏の健釣祈念及び再会を約して温泉前から帰途に就きたり。
佐屋川温泉前 7:00-12:00
ヘラブナ×20枚
竿13尺 両グル底釣り