令和5年8月20日(日)

令和5年8月20日(日) 晴れ
 連日酷暑と雖も立秋過ぎたれば、そろそろ鯊を釣らんと、中通し竿に今年も恙無く道糸を通せり。未だ時期尚早と思いつつ、様子見を兼ねて鯊釣りへと出立す。5時過ぎに豊川市御津町着。7時半満潮を見据え、凡そ2時間前の5時半より始めたり。先般の台風7号による降雨の所為か、水潮気味にて聊か泥濘の濁り有之。竿7尺、ヤマメ鉤5号、塩イソメを餌に投入す。誘いて競りの刹那、手元へ乗りの感触伝わりて、軽く穂先を訊かば飴色の鯊が掛かれり。型は4寸程。典型的な夏鯊なり。続きて底を切るのに抗う強引きで5寸大の鯊を確保す。中々宜しき状況なりと思うも、爾後は鉤に掛けるのも難渋せり。正体は指の大きさと等しき小鯊なれば、10時半の納竿迄〆て69匹を確保せるも、軒並み端緒の型には如かず。斯くなれば暫し間を置きて後、鯊の育成如何なりやと再び釣遊に及ぶべし。