令和5年7月29日(土) 晴れ
4時半に犬上川今橋へ到着。渇水で辛うじて水が動いている状態なり。如何とも為し難し。竿出さず宇曽川風船ダム下流へ転進。釣り人皆無にして、盛期なれば人気を博せる場所へ釣り座を設けたり。常日頃は田の濁り水にて褐色なる流水も透明に近し。水量も犬上川よりは多く、様子見は良好なれど、小鮎の気配は見られず。それを狙いし鰣や鳥の類も無之。果たして5時より開始して9時の納竿までに釣れたる小鮎は13匹と少なし。案に相違せぬ貧果に終われり。宇曽川より踝を返し、午後は16時満潮前後の名港西側にて落とし込むも、こちらは取り立てて特筆無之。帰宅後、宇曽川の小鮎を素焼きにして、玉葱と南蛮酢に漬け込めり。所謂焼南蛮なれば、酢の滲みたる数日後には食べ頃となる可し。