日別アーカイブ: 2023年3月18日

令和5年3月18日(土)

令和五年三月十八日(土) 雨のち曇り一時晴れ
 十八日(土)は寒冷、荒天が予想され、本来は見合わせるのが妥当と思いつつ逡巡していたところ、ヘラテントを携えての釣遊を決す。二時半出立。予報通り雨の道中を運転し、四時半過ぎに恙なく到着。荒天にも拘わらず、六時を過ぎる頃になると、長命寺川の主要ポイントが埋まるほど釣り人の数著く増えり。しかのみならず、テントの私以外は露天での釣りとなり、冷たき風雨に打たれること端から期すが如し。晴天時と変わりない様子にて、釣期の僅かなホンモロコを釣らんと意気軒高なりと感心す。尤もこの懸念が有るが故に、警戒して朝四時半に到着し、僥倖にも最良の場所へ釣り座を据えることが叶いながら、十五時迄の釣果は〆て七尾と極めて不調なり。但し、川の中央部を狙う投げ釣りは、荒天と雖も終日好調を維持したり。ホンモロコが一荷で釣れ盛るのを見せつけられるまま、せいぜい竿は二十一尺が限度の当方は、動かぬウキを黙って眺めるより他に為す術は無之。女心とホンモロコ、今更ながら私の釣技と魚運の無さは言を俟たないとはいえ、色々当ての外れた一日を無為に過ごし、片付けを終えて十五時半過ぎ帰途に就く。疲労困憊、骨折り損の草臥れ儲けとは蓋し名言なり。と言い乍ら、釣遊に及びて物憂しと雖も、釣らねば物の数ならず、かくして次の週末もまた、ホンモロコを釣るべく長命寺へと赴くことは必定にて、阿房の釣り通いの病は、未だ快癒の兆し些かも無之と云爾。

長命寺川 6:10-14:40
ホンモロコ×7匹
午前 竿12尺及び10尺
午後 竿12尺及び21尺
エサ アカムシ