月別アーカイブ: 2023年7月

令和5年7月29日(土)

令和5年7月29日(土) 晴れ
 4時半に犬上川今橋へ到着。渇水で辛うじて水が動いている状態なり。如何とも為し難し。竿出さず宇曽川風船ダム下流へ転進。釣り人皆無にして、盛期なれば人気を博せる場所へ釣り座を設けたり。常日頃は田の濁り水にて褐色なる流水も透明に近し。水量も犬上川よりは多く、様子見は良好なれど、小鮎の気配は見られず。それを狙いし鰣や鳥の類も無之。果たして5時より開始して9時の納竿までに釣れたる小鮎は13匹と少なし。案に相違せぬ貧果に終われり。宇曽川より踝を返し、午後は16時満潮前後の名港西側にて落とし込むも、こちらは取り立てて特筆無之。帰宅後、宇曽川の小鮎を素焼きにして、玉葱と南蛮酢に漬け込めり。所謂焼南蛮なれば、酢の滲みたる数日後には食べ頃となる可し。

令和5年7月23日(日) 

令和5年7月23日(日) 晴れ
 名港9時満潮に就き、6時より落とし込みを開始す。8時頃、邂逅せしK藤氏より1枚確保の報あり。その数分後、目印に当たり出でて黒鯛を掛けたる感触のみ之有。相変わらず黒鯛と相見えぬまま、本日も納竿に至りたり。

令和5年7月22日(土) 

令和5年7月22日(土) 曇りのち晴れ
 5時解纜の渡船にて四日市一文字へ渡堤。新堤へ上がれり。混雑せりと思えども、大半は旧堤または中堤へ向かいし。開始時に落とし込むのは3人のみにて、場所の選択を誤れりと悟りしも、今更転進に能わず。新堤の内外側を落すも当たり無之。先端まで往復し、8時の潮止まりを機に中堤へ移動。落とし込めど釣況は変わらず。再び新堤へ戻りし折、先端より踵を返したる落とし込み師と状況を交信せり。曰く6枚を上げしと聞き及びて驚愕す。急ぎ新堤にて落とし込むも、既に時機を逸したり。目印に当たりは不出。10時半の渡船にて帰還せり。

令和5年7月15日(土) 

令和5年7月15日(土) 曇りのち晴れ
 4時半過ぎに相生港ボート港岸壁より落とし込みを開始せり。当たり無之。続いて野瀬埠頭へ転移せるも、黒鯛の気配は見られず。赤穂へ移動し、各所を回りても潮が動きて良き状況ながら、如何とも為し難し。9時を回りて、漸く待望の当たり有之。パイルケーソン深奥部で掛けたる黒鯛を何とか引き摺り出さんと努めるも、乾いた破裂音を伴いて穂先が折れし。その刹那、掛けたる黒鯛も取り逃がせり。斯様なる次第にて亦もや、今季の黒鯛第一号を逸して虚しく帰途に就くより他に無之。

令和5年7月9日(土)

令和5年7月9日(土) 雨一時曇り
 4時半より名港各地で落とし込みたり。時折豪雨に苛まれつつ、ボタへ沈降する目印を導に幾度も落とし込みて、黒鯛よりの触りわ俟つも、変化は無之。今日もまた当たりボウズ確定かと諦念しかけたる8時35分、遂に走り当たりで掛かりたる黒鯛の感触を得たり。漸く掛かれりと欣喜せるその刹那、竿に乗りたる黒鯛の感触は消失す。11時に納竿。本日もボウズに終われり。然るに本日は瞬く間と雖も、その感触を得らるるは稀有なりと思い伏せて、鉛の如く重き身体を引き摺りて帰宅す。釣りの途上、数星霜振りに知己諸彦と邂逅せり。近来、黒鯛の落とし込み事情に関し聾桟敷へ置かれし身なれば、諸々の子細に就き拝聴す。之を顧慮するに、逃したる黒鯛よりも貴重なりと思われり。

令和5年7月8日(土)

 2時出立。4時半過ぎに伊勢市宮川河畔に到着す。赤虫を餌に手長エビを狙いたり。今季は釣運拙くして手長エビと相見えること無之。既に7月半ば近くとなりて、釣季は愈愈終盤なれば、宮川河口まで足を運びたり。河口より潮が差したれば、徐々に石積みを浸せし。その隙間に仕掛けを下し、手長エビの潜める居所を探りたれば、6時前に手長エビを2匹連続で確保せり。誠に幸先良しと思えども、この後は正午の納竿まで一切の当たり無之。今季は何故か各地で不調なれば、将に僥倖の2匹ならん。そう得心して帰宅の途へと就きたり。

令和5年7月2日(日)

令和5年7月2日(日) 雨のち曇り
 4時半大川着。上流部にて竿出し。先日来の降雨にて増水せり。然れども濁り薄し。7時半、護岸の草刈りにて納竿し退去す。良型を中心に小鮎86匹確保したれば、そのまま帰宅に及びたり。