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令和5年12月23日(土) 

令和5年12月23日(土) 晴れ時時曇り一時雪
 昨晩より降雪あるも積もるに至らず。往路恙無く長島漁港へ到達す。気温1度乍ら無風にして凪、薄く雲が棚引きて放射冷却を免れしせいか、空気に潤い有之。曝されし指先も痛まず。6時より開始せり。石ゴカイ1疋を鉤先へ掛け、何時もの顰みに倣いて、暗き中を沈船の縁へ目掛け投入す。本日9時が底りなれど、水位は既に引きし。街灯の微かな光で護岸の矢板すら見えたり。厳しき釣況と思えども、投入直後より手許へ鯊の触りを感応す。暫し俟ちて穂先を訊けば、上手く鯊の口先へ鉤を掛けたり。早早に1匹目を確保せり。但し彼の地の顰に倣いて5寸へ僅かに届かず。無理に伸ばしても詮無し。単発乍ら釣れ続きて、8時の納竿迄に〆て5匹。型は4寸上から5寸弱と毎度の如し。15時満潮迄の潮待ちに、徒然の憂さ晴らしで西之森の箆鮒を釣らんとす。稀有にも釣り人多からず。北向き関西本線築堤側で18尺の竿を振るも、初手に掛かりしは2尺の鯰なり。うねうねと抗いて寄せるにも難儀す。続いて来訪せるは大鯉と大いに閉口したり。長竿諦め9尺に変えて後、漸く箆鮒を掛け安堵す。13時半に竿を仕舞いて、長島漁港へ曾遊。既に潮は満ちたり。好き雰囲気と思えども、潮満ちて鯊は各各散らばりしか、朝間詰めの如き反応無之。案に相違し、納竿の16時半迄に釣れたる鯊は僅か1匹のみ。鯊少なき折にて、底り間際に集いし箇所を狙うが奏功と得心す。明日は亦、朝間詰めに再訪せん思いて帰途に就けり。