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令和6年3月2日(土)

令和6年3月2日(土) 雪のち晴れ
 気温3度。粉雪巻きて空は薄暗し。6時半解纜の金山渡船にて四日市一文字堤へ渡堤。昨年末より修繕の為に渡船を休止せしも、本日愈愈再開の運びなり。初便は20人程同船。思うよりも渡堤客は少なし。大半が新堤先端へと赴く中、中堤内側で鮎魚女を狙いてボタ底へ落とし込みを開始。潮は徐徐に満ちつつ有ると雖も動かず。岩虫を贖うこと能わずして、代用で太き青磯目を用いるに、時折鉤に掛かりしは餌の全長に届かぬ小笠子の類のみ。ボタ底を諦め、沖の竿下狙いに変更。9時半頃に漸く21糎の笠子を確保。潮が動きし頃合いか、爾後は漸次良型の笠子を掛けたり。10時を回りて天候回復。同時に風強く白波高まれり。11時の戻り船で帰港。釣果は20糎以上の笠子〆て4匹なり。持ち帰りて煮付けとせし。篠島で釣りし笠子の磯臭さも、舌上に於いて今回は微塵も感じられず。白身は滋味豊にて味わい深し。笠子の旨さを能く堪能せり。