日別アーカイブ: 2024年5月18日

令和6年5月18日(土)

令和6年5月18日(土) 晴れ
 本日午後に催されし「第9回東京湾落とし込み釣り競技会」へ参加せんと、夜を徹して東進す。川崎より東京湾横断道路を経て、4時50分に木更津港へと到着。駐車場は既に満車の様相を呈したるも、辛うじて車列の間隙に車を止め叶いて安堵せり。受付開始は9時なれば、暫し仮眠を摂りて英気を養わんと欲せども、昧爽より集える旧知の諸氏と久闊を叙す中、遂に其の機会を逸す。11時半解纜の渡船にて木更津沖堤群の最遠たるA堤へと上がれり。参加者の大半が爰に集結す。12時競技開始。刹那に黒鯛を掛けし僥倖の釣り師も居れども、一向に黒鯛の気配すら見受けられず。潮は14時半の満潮を境に下げの兆し有之。然れば是を機に状況を打開せんと、15時の渡船でC堤へ転進す。A堤よりの堤代わりは他にE氏のみ。潮の動ける夕間詰めを期待しC堤へ渡り替えせりと雖も、A堤で釣れざればC堤に於いてをや。已んぬる哉、17時丁度に鳴り響きし終了の合図を、C堤の上にて虚しく拝聴せり。渡船場へ結纜後、閉会式にて本日参加者〆て119名、釣果は〆て109枚。而して釣果者69名中、最多枚数6枚と報告されたり。近来稀に見る好釣なれど、今次も亦、釣技及ばすして魚運に拙く、当たり坊主で終局す。沖堤を巡る情勢は愈愈風雲急を告げ、今秋には全面渡堤禁止の懼れ有之。果たして次回も恙無く催されるや否や。危殆を憂慮しつつ、木更津より踵を返し、帰途へと就きたり。