令和6年7月28日(日) 晴れ
黎明より今季初の鯊釣りへ赴けり。潮は4時半底りなれば、水深の深き場所に集える鯊を狙いて心当たりを回るも、触りすら無之。7時半に長島漁港で漸く今季1匹目を釣りて安堵す。但し鯊の当たり続かず。転進を繰り返し、四日市港の米荒川河口へ至れり。9時過ぎより開始。11時半の満潮迄は鯊の触り数多有之。最初こそ久方振りの脈釣りに間誤付くも、次第に勘を戻したれば、乗りで鯊を掛けられし。満潮後は鯊の当たり遠のきて、正午過ぎに竿を収めたり。釣果は〆て80匹。但し掛かりしは概ね2寸前後の小鯊多し。偶に3乃至4寸も混じれると雖も、鯊の釣季は時期尚早と断じ、踵を返して帰途へと就きたり。炎天下に鯊を釣りたる因果か、帰宅途上より頭痛悪寒及び眩暈を発す。幸い薬石功を奏して予後は悪からず。自今は警戒を厳と為して然る可し。
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令和6年7月27日(土)
令和6年7月27日(土) 晴れ一時曇り
芹川上流へ釣遊。4時に到着せるも、先客は見当たらず。4時半より開始。5時過ぎより小鮎が掛かりて6時半迄に17匹を確保す。而して爾後当たりは途絶えたり。偶に単発で掛かるのみ。10時納竿にて〆て25匹なり。途上集いし釣り客は遂に他一人を残して散逸す。禁漁迄一箇月を残すも、釣季は最早終焉となれり。次週は釣り物を変える可しとぞ思い云爾。
令和6年7月14日(日)
令和6年7月14日(日) 雨のち曇り一時晴れ
昨晩からの雨で蒸し暑き中、朝4時半より某所で手長蝦を狙うも不釣。早早に転進を決し、心当たりを探るも何故か当たり無之。已むを無ず木曽川尾張大橋下へ又候赴き、10時半より13時半迄に手長蝦30匹を確保。未だ当たり絶えぬも、昨日からの徒労に気力体力共共抗うを能わず。愈愈梅雨も明けなば、本日が今季最後の手長釣りと思うも、加齢を憾みて日の高い中に帰宅と相成れり。
令和6年7月13日(土)
令和6年7月13日(土) 晴れのち曇り一時雨
諸般の事情に由りひだ池へ釣遊。6時より開始せり。端緒から青鰓外魚の猛攻に閉口す。7時半に川井氏親子来。8時過ぎに漸く1枚目の箆鮒を得たり。予報に反して晴天無風。暑さ甚だし。斯様な時期に敢えて箆鮒を釣らんとは。小鮎釣りなれば、牧野高原より吹き降ろせる涼風と川の冷水に心地宜しき筈と思わざるを得ず。今更乍ら浅慮を顧ても手遅れなり。諦念して竿を振り続けるのみ。早めの昼餉に咖哩飯と素麺を食す。16時半納竿。〆て11枚の釣果にて終われり。広がりし釣具類数多。之を仕舞うに一刻近くを要す。蒸し暑き中、疲労困憊にて息も絶え絶えなり。明日は手長蝦を釣りて徒然の憂さを晴さんと思い定め、ひだ池より踵を返し帰路へと就きたり。
令和6年7月7日(日)
令和6年7月7日(日) 晴れ
木曽川尾張大橋下へ手長蝦を狙いて釣遊す。4時半前より開始せり。潮汐は大潮。満潮6時10分に控え、既に護岸迄浸りて潮位高し。因りて手長蝦は護岸の縁へ上がれりと推測し、餌の赤虫を護岸の際に沿いて落し込めば、刹那に道糸撓み沈降せず。暫し俟ちて後、穂先を持ち上げ訊くに、手長蝦特有の手応え有之。水面を割りて出で来るは、手の長き雄を確保す。案の定、上げ潮に誘われ上へと出張れり。爾後も底へ落とさず、上層で掛けられし手長蝦を掛け続け、6時半迄に雌雄27匹を数えたり。無風下手凪のみならず陽光強ければ、上層の当たり続かず。底部に潜める手長蝦を狙い、〆て40匹目を釣りし9時半に納竿を決したり。手長蝦の活性未だ高しと雖も、既に気温は摂氏30度を容易く上回りて釣りどころに非ず。帰途上、立田大橋付近の手長蝦釣り場を見聞す。炎天下に釣り客数多し。海津の朝日池で例会に参加せらるる川井氏を見舞うも、酷暑に耐えかねて早早に帰宅したり。
令和6年7月6日(土)
令和6年7月6日(土) 曇り時時晴れ一時雨
一昨日、昨日と知内川の小鮎好釣と仄聞す。曰く仕掛けを流せば容易く小鮎掛かりて、五束も容易なりとの由。加之、型良く20糎越えも混じれりと聞けば、4時前には早くも知内川河畔へと辿り着きたり。既に数多の釣り客で河岸は混み合う中、僥倖にも以前より憎からず思い秘めたる場所へと釣り座を設けられし。気温22度、曇天やや蒸し暑き4時半前より開始。6時半に百瀬川へ転進す。更に石田川下流を経て上流部へと座を移し、漸く1匹目を掛けたるは8時半を回りたり。途上、俄かに降りたる強雨が小鮎を刺激せるか、10時の納竿迄に良型混じりに〆て26匹の小鮎を確保す。決して数は多からず。然れども当たり坊主すら覚悟せる中、何とか小鮎を釣りたるは幸甚に無之。