令和5年9月24日(日) 晴れ
本日満潮15時に付、時間余裕有之。往路途上、西之森に立ち寄りてG氏も参加せるMA会9月例会を見舞いたり。日曜日なれば満員の上、浮き桟橋一方に釣座片寄りて傾斜す。甚だ殆し。傾きたる側の端は水没しつつあり。普段は沸き立つ箆鮒に手を焼く由なれど、本日は食い渋り著し。他日の勢いは見られず。会長U氏を除き参加各員苦戦の模様なり。10時半より木曽川尾張大橋下流の船溜で開始す。シラス餌にて小鯊多し。30分許り釣りても型は好転せず。見切りを付けて他所へ転進す。14時過ぎに納竿迄、実に7箇所の釣場を回るも、何処の鯊も3寸程度なり。良型の鯊は奈辺に在りやと、最後に至れる員弁川河口船溜で、漸く4寸上の鯊を乗せたり。釣果は〆て74匹。何故か鱚も2匹釣れし。MA会S氏の需めに応じ、釣りし鯊の内50匹弱を保冷箱に収容す。踵を返し再び西之森へ至りて、例会終了後のS氏へ恙無く引き渡せり。例会に臨みたるG氏は22枚を確保。フラシ換算で2回の計量を果たせり。練達に混じりて大いに健闘す。目出度きて言祝ぐこと一再ならず。今回は客員扱い乍ら、来期は愈愈正会員として、MA会に参画も認可有之やとの由。MA会各員と暫し歓談の後、西之森より帰宅す。西之森より帰り際、G氏より手バネ竿の手配を請く。斯の御仁、箆鮒釣りに手を染め、而して瞬く間に耽溺せしめられたる顰に倣い、鯊釣りもまた刹那に蠱惑されるや否や。爾後の推移を刮目して俟たん。