令和5年10月21日(土)

令和5年10月21日(土) 晴れのち曇り時々雨
 G氏ことAちゃんと8時に会せり。先週長寸記録を更新せる港南橋下へ赴くも、既に先行者有之。しかのみならず満潮前で潮高ければ、上流の名古屋臨海鉄道土留木川橋梁付近に伸びたる小突堤へ転進す。釣り人皆無にして凡そ生物の反応も見当たらず。1時間も経たぬ内に太田川河口へ再び転進したり。10時過ぎより竿を出すに、良型の鯊を確保す。Aちゃんは当初鯊を掛け能わざりしも、次第に要領を掴みたるか、鯊の上唇へ鉤先を乗せられ満悦の様子なり。型は小鯊に混じり4寸前後も屡屡姿を現せし。潮止まて小雨降りし11時に一旦納竿。午餐挟みて再び竿を出さんと思うも北西風強し。風裏を需め衣浦方面へ更に転進す。午後は、石積みの窪みへ足を取られ、其の身を転倒したるも竿を手離さず守りしAちゃん(幸甚にして身体髪膚毀傷無之)が、小鯊2匹を釣りたるのみ。15時半、已む無く帰途へと就きたり。釣果は〆て10匹。Aちゃんも同様なりて、先回同道時よりも数少なし。型も左程に非ず。愈愈秋深まれば、釣れし鯊は未だ嘗て見らざる長寸極太なりと、小鯊しか知らぬ同道者を驚愕させる可く、密かに企図したるも敢え無く御破算となれり。次回刮目して俟つ可しと言い擱きて、18時過ぎ解散す。