令和5年11月12日(日) 曇り時々雨
5時半に太田川河口着。護岸工事の為、立入禁止の立札有之。目論見外れ急遽転進を余儀無くされたり。満潮4時40分にて、既に潮は下げつつあれば、手近な釣り場を思い巡らし、名鉄大野町駅横を流れる矢田川へ赴かんと決す。6時過ぎより鯊の付き場を求め、矢野川河口を起点に護岸沿いを上流へと遡上せり。7時前、名鉄常滑線の矢田川橋梁付近で、漸く鯊らしき触り有之。探り用の青虫を食わせの細身に変え、再度投じるに今度は強めの競り当たりを発現す。暫し送りて微かな乗りを覚えし。刹那に軽く合わせたれば、恙無く鯊を確保せり。本日は2か所の鯊付き場に辿り著きし。納竿の10時に至る釣果は〆て22匹となれり。型は均して4寸前後。好く肥えたる魚体は胴太し。惜しむらくは最長寸5寸弱にして、極く僅か米粒程のみ届かず。帰宅後、夕刻に伊藤釣具外池にて、立冬後今季初の鱮釣りに興じたり。初物は小鮒よりも大きな大陸薔薇鱮なれば、些か趣に欠きし。続いて槍鱮に目高、柿の種と鉤に掛かりて種類数多。大陸薔薇鱮14匹、槍鱮2匹、小鮒7匹、目高1匹を確保す。立冬過ぎたりと雖も、未だ冬浅かりし故、純粋に鱮のみ釣らんと為すは甚だ困難と思い知らされたり。