令和6年1月13日(土) 晴れ
某所にて7時より鱮釣り。放射冷却で気温下がりて指先痛し。近頃の温暖一変す。愈愈厳冬の釣りにならんとぞ思われり。但し水面下は未だ口細勢い活発。餌を落とした刹那、糸浮子を直線に引き込みて掛かるは、何れも鱮に非ず。直に藻蝦当たりも混じり、掛かれば細長き魚体許りで甚だ閉口す。鱮は何処に居らんやと、釣座を転移せること幾度目かにて、漸く薔薇鱮が掛かりし。今日も坊主は免れりと安堵す。続いて2匹目の鱮を確保して両目開けり。加之、1円硬貨を上回りしと雖も今季最小の型なれば、吉兆なりと気を良くせしが、後は悉く外魚のみ。何かの拍子に鱮と言う有様なり。11時前に5匹目の鱮を釣りて納竿す。数は至らぬと雖も、均して小さき型の鱮を釣りしは幸甚なりと思いつつ、某所より踵を返したり。