令和6年2月17日(土)

令和6年2月17日(土) 曇り時時雨
 終日篠島で前打ち。師崎港7時の初発便で篠島へ渡島。10時過ぎ満潮の小潮なれば、先ずは南新堤近傍で竿を出さんと決す。船着場より徒歩にて20分程を要し、新堤手前の照浜港突堤へ到達せり。些か畝り有之。然るに風は弱し。海は透け気味にして、潮位高しと雖も、突堤下の石積みは見るに容易き。竿4.5米の前打ちで石積み狭間へ、餌の釜茹桜蝦を投入す。乃ち先週の残りなり。幾許か後、穂先入りて合わせるに、筍眼張を鉤先に捉えし。長寸18糎。20糎以下の根魚なれば放ちたり。次も直き釣れるに違い無之と浅慮が祟りてか、本日は之を最後に魚類は到頭一匹も掛からず。午前中に南新堤一帯で鉤へ捉えし生物は磯蟹と海鼠のみ。午後は潮引きて、前回に久慈目を釣りし東部護岸へ転進せるも、此の日は畝りの所為か、根掛かりを頻発し閉口す。終いに手持ちの伊勢尼鉤を使い果たしたり。15時25分出帆の便で師崎港へ帰着す。自然相手は思うに任せぬこと許りなり。