令和6年11月17日(日)

令和6年11月17日(日) 曇り
 鷺沼のI田氏より到来の水雷竿を携え、長良川河口へ釣遊せり。6時半開始。大潮故に潮位高し。護岸は水に浸かりて三尺の水雷竿は届かず。転進を繰り返し、足場の高き位置より石積みの穴へと入れ込める箇所を見つけたり。水色透けて穴は好く視認に及べども、鯊の気配は皆無。歩みを進め、穴を替えつつ投入を繰り返すに、手許へ漸く鯊より触り有之。刹那に合わせれば4寸の鯊を鉤に掛けし。型は小さき乍ら目出度き初魚なり。潮の引きたる11時迄に20匹の鯊を確保す。最長寸4寸8分と5寸に届かぬ型許りと雖も、当方の需めに応じ、丁寧に作り込まれたる水雷竿にて、使い心地は誠に宜しき。悦に入りて帰途へと就きたり。