
令和6年5月24日(土) 晴れ
5時より彦根の犬上川にて小鮎釣り。水量少なし。爾後、芹川、宇曽川、大川、知内川、百瀬川、石田川へと転進せるも、小鮎は鉤に掛からず。当たり坊主の儘、17時に納竿せり。

令和6年5月24日(土) 晴れ
5時より彦根の犬上川にて小鮎釣り。水量少なし。爾後、芹川、宇曽川、大川、知内川、百瀬川、石田川へと転進せるも、小鮎は鉤に掛からず。当たり坊主の儘、17時に納竿せり。


令和6年5月18日(土) 晴れ
本日午後に催されし「第9回東京湾落とし込み釣り競技会」へ参加せんと、夜を徹して東進す。川崎より東京湾横断道路を経て、4時50分に木更津港へと到着。駐車場は既に満車の様相を呈したるも、辛うじて車列の間隙に車を止め叶いて安堵せり。受付開始は9時なれば、暫し仮眠を摂りて英気を養わんと欲せども、昧爽より集える旧知の諸氏と久闊を叙す中、遂に其の機会を逸す。11時半解纜の渡船にて木更津沖堤群の最遠たるA堤へと上がれり。参加者の大半が爰に集結す。12時競技開始。刹那に黒鯛を掛けし僥倖の釣り師も居れども、一向に黒鯛の気配すら見受けられず。潮は14時半の満潮を境に下げの兆し有之。然れば是を機に状況を打開せんと、15時の渡船でC堤へ転進す。A堤よりの堤代わりは他にE氏のみ。潮の動ける夕間詰めを期待しC堤へ渡り替えせりと雖も、A堤で釣れざればC堤に於いてをや。已んぬる哉、17時丁度に鳴り響きし終了の合図を、C堤の上にて虚しく拝聴せり。渡船場へ結纜後、閉会式にて本日参加者〆て119名、釣果は〆て109枚。而して釣果者69名中、最多枚数6枚と報告されたり。近来稀に見る好釣なれど、今次も亦、釣技及ばすして魚運に拙く、当たり坊主で終局す。沖堤を巡る情勢は愈愈風雲急を告げ、今秋には全面渡堤禁止の懼れ有之。果たして次回も恙無く催されるや否や。危殆を憂慮しつつ、木更津より踵を返し、帰途へと就きたり。
令和6年5月11日(土) 晴れ
今季初の小鮎釣りなれど、何処にも小鮎は見えず。竿を出さぬ儘、踵を返したり。




令和6年5月5日(日) 晴れ
復路も凪にて恙無き航海なり。明石大橋の下を潜り、神戸港へ定刻7時55分結纜。阪神電鉄魚崎駅より難波駅へと至り、同駅9時30分発の特急で名古屋へと帰還す。









令和6年5月4日(土) 晴れ時時曇り
就寝中も海路穏やかにて、定刻7時55分に別府港結纜。乗合自動車に乗り込み、由布院駅へと至れり。駅前は混雑著し。辟易して踵を返し、早早に乗合自動車で別府駅迄戻りたり。復路は隣国からの旅行者多し。往路復路共に由布岳近傍を走れば、窓外の眺望は誠に奇観して堪能せり。昼餐後別府市内循環の乗合自動車で巡りて後、駅前の高等温泉へ入湯。喫茶店で暫し涼み、16時3分発の日豊本線普通列車で別府を出立す。西大分駅で下車。西大分港19時30分解纜の神戸行船舶で九州の地を離れたり。


令和6年5月3日(金) 晴れ
近鉄名古屋駅13時30分発の特急で出立。難波を経由し、大阪南港20時05分解纜の別府行船舶へと乗り込みて就寝せり。
令和6年4月28日(日) 晴れ
昨日の残りし岩蟹を携え、4時半より常滑前島港へ出遊。9時迄落とし込むも気配すら皆無。遂に誰も竿を曲げたる機会に相覲えず。未だ残れる岩蟹は海へと投ぜり。




令和6年4月27日(土) 雨
堺出島港5時解纜の渡船で大阪南港セル石へ出遊。黄金週間初日なれど雨天にて釣客少なし。セル石へ渡りしは〆て5名。残りは新波止へと向かえり。潮汐中潮。8時前に満潮を予定せり。朝間詰めが時合と落とし込めども黒鯛よりの当たり無之。セル石を諦め宇部波止へ転進す。11時の帰り船まで半刻を切りし10時40分、岩蟹を餌に落とし込みて、俄かに目印を引っ手繰る走り当たり出来。暫し抗いて後、恙無く玉網へと黒鯛を誘導す。型は34糎。是を以て納竿し、帰り船へと乗り込めり。





令和6年4月20日(土) 晴れ
堺市出島漁港より4時解䌫の渡船で大阪南港セル石へ釣遊。乗り込みし船内は釣り客と道具の類で満杯にて、船首の隙間に腰を据えたり。未だ暗き海上を進み、先ず着きたる新波止で釣り客の大半が下船す。セル石へ渡りし客は2人のみ。夜明けを俟ちて、5時前よりゼンボを餌に落とし込みたり。潮汐は大潮前の中潮。5時半満潮にて潮位高くも、潮色は頗る透きし。完全に日が昇る前に釣らねば、本日も坊主は必定と覚悟せり。然るに1時間程は反応皆無。僅かに潮の動き出したる5時50分、潮の流れに馴染み、セル石の海面下に没せる顎の中へと入り込みたる目印仕掛けが、途上で俄かに止まれり。刹那に合わせると抗う魚の手応え有之。而して海面へと浮きしは黒鯛なり。但し思いの外に抗わず。玉網へと魚体を入り能うも容易し。型は37糎。小型と雖も、漸く確保せる今季初の黒鯛なれば、長寸の是非に及ばず。甚だ安堵せり。続けて6時10分にも黒鯛を1枚確保す。36糎と同類の型なり。爾後は些かも潮動かず。黒鯛の気配も無之。予定より一便早き9時の戻り船にて出島漁港へ帰還せり。復路は堺を出でて天理より名阪国道を東進す。未だ早ければ、途上の伊賀に立ち寄りて、午餐に味噌田楽を食したり。大概は混雑せる老肆なれど、即座に通し入れられ、田楽二箱を空けて満喫す。名阪国道へと復し、恙無く帰宅に及びたり。
令和6年4月13日(土) 晴れ
当初は南港セル石へ渡る心算なれど、俄かに川崎新堤へ行かんと思い立ちて進路を東へと転じたり。途上、東名高速道路の安部川橋梁を過ぎた辺りで発動機より異音有之。変速を試みるも出力上がらず。何事かならんやと訝しく思ひしところ、警告の赤点灯表示が発せらるるに及び、丁度差し掛かれる日本平休息所の駐車場へ自動車を停めたり。発動機の潤滑油不足が要因と判明す。是に於いては東進を諦めるより無之。夜明かしの上、次の清水で一般道へ出で、然る可き店舗が開くのを待ちて、不測の潤滑油を満たし、踵を返さんと決す。4時過ぎに再び発車したり。発動機の異音は収まらず。暫し走りて清水へ至り、当該の店舗が開く迄は先回の場所にて落とし込まんと赴けり。よもや此処へ至らんと思わず。せめて黒鯛の1枚は釣れんやと、5時前より開始す。ゼンボを餌に鉤素を馴染ませ、目印仕掛けを払いし途端、一気に引き込める当たり有之。又候黄鰭やと思いしかど、抗いし引き込みの重さは過日の比に非ず。而して数度の締め込みを耐え海面へと導かば、予想を違わず魚体燻銀の黒鯛なり。加之、型は年無し近し。抗う勢い衰え足元へと近寄りて、愈愈網に入れんと背負いし柄に手を掛けたり。獲物は此方の意図を読めるや、復も抗わんと海中へ没す。海面へ戻さんと竿を溜めた刹那、不意に手応え消失す。爰に至りて鉤外れやと、戻せし仕掛けを検めれば、鉤折れなり。下ろせし許りの伊勢尼7号が軸で見事に切断す。鉤折れを警戒し軸太き伊勢尼を選ぶに、斯かる次第は何の仕打ちぞと声を荒げり。爾後は当たり皆無。10時の店開きに合わせて納竿す。恙無く潤滑油を補填して発動機も常軌に復せり。安堵して店を出でたるも、僅か寸刻で車輪に破裂音有之。釘を踏み抜きし。幸甚にも店は未だ遠からず。急ぎ戻りて修繕に及びたり。真に以て近来稀なる災厄日となりし。忌忌しきこと甚だしけれ。