投稿者「yattokame」のアーカイブ

令和6年12月21日(土)

令和6年12月21日(土) 曇り一時晴れ
 6時半解纜。四日市一文字堤へ渡堤せり。新堤中程にて釣り座を設け、7時より開始。先端より等間隔で疑似餌釣客が並ぶ中、銀兵を餌に泳がせ釣りを為すは唯一人のみ。沖へ錘を投げ込みし後、昇降式にて餌の銀兵を道糸に取り付け滑走させたり。而して自ら泳いで海中へと潜りたれば、特段に為す所は無之。11時過ぎ納竿し11時半の帰り船へと乗り込みし。其の間、銀兵を一度交換せるも、当たり等は終ぞ見当たらず。徒然の憂さ晴らしに、短竿で青虫を餌に堤の間隙へと落とし込みて釣りたる良型の笠子4匹有之。辛うじて坊主は逃れし。然れども本命の青物、鮃の類は釣れず。余りし銀兵は帰途に寄りたる伊藤釣具の外池へと放ちたり。

令和6年12月15日(日)

令和6年12月15日(日) 晴れのち曇り一時雨
 6時解纜の渡船にて四日市一文字へと上がれり。大潮の満潮と重なりて潮位高し。前日の大風は収まりて波は高からず。日の出前なれば未だ暗し。餌にて釣らんと為すは唯一人にて、他は全て疑似餌を用いたる青物釣り客許りなり。甚だ肩身狭し。鮎魚女を狙うも11時の戻り船迄に気配皆無。鉤に掛かれるは20糎弱の笠子3匹のみ。昨日に続きて伊藤釣具の外池で憂さを晴らさんと竿を出すも、鱮は疎か五月蠅き外魚すら当たり無之。雨も降り出し坊主の儘に終わるやと思いし刹那、鱮1匹を釣りたり。

令和6年12月14日(土)

令和6年12月14日(土) 晴れのち曇り
 2時半より矢田川で鯊釣り。古より初冬の大鯊釣りは暗き中との顰に倣いて、満汐前の差し込める潮に合わせて竿を出すも、鯊の触りすら無之。各所を転進せるも鯊は鉤掛かりせず。11時半に長島港で納竿。伊藤釣具外池で2時間許り竿を出し、小鮒、持子が五月蠅き中、漸く鱮1匹を釣りて鯊坊主の憂さを晴らしたり。

令和6年12月8日(日)

令和6年12月8日(日) 曇り一時雨のち晴れ
 長島へ鯊を釣りに往かんと思えども気乗りせず。11時に吹上うな河。踵を返し、伊藤釣具外池にて鱮釣りに興ず。14時より1時間程の間、薔薇鱮1匹が鉤に掛かれり。

令和6年12月7日(土)

令和6年12月7日(土) 晴れ
 出仕先忘年会を終え福田港へ直行せり。釣り客数多。北西風甚だ強し。8時半納竿。鯵等釣れず。近傍の温泉にて湯浴みの後、暫し仮睡。而して昼餉を済ませ、14時より四ツ池にて鱮の今季釣り初め。周囲の木立が風除けとなりて、池面は凪の如し。16時納竿。釣果は薔薇鱮9匹なり。

令和6年11月30日(土)

令和6年11月30日 晴れ
 0時半福田漁港着。夜半にも関わらず釣客の数は甚だ多し。皆が皆、回遊せる大鯵を狙うものなり。既に外洋と面した良場へ入り込む余地は無之。幸いにも漁港奥に空き場を見付け釣り座を設けたり。1時より開始す。港奥の為、潮通しは期待不出来。岸壁近くへ寄り付く鯵は皆無なり。沖へと仕掛けを投げ込みて鯵を釣るより他に見通しは立たねども、北西風は中中強し。福田港は風裏の地と雖も真横の風は遠投の妨げ、投じたる仕掛けは横へと飛び去るのみ。大荒れの外洋より港内へ入り込みし畝りで、僅かに発光せる浮子の先端を見失い、次に之を発見せる頃には、畝りで仕掛けは更に陸側へと戻されたり。思うに任せず。時合の払暁を過ぎ、漸く最初の鯵を鉤掛かりせるは、既に日も昇りし7時前なり。型は5寸に満たず。潮は大潮廻りなればと思いしも、爾後に釣れしは柊魚のみ。10時半納竿。近傍の食肆にて鰹の味噌叩きなる地元料理を食した後、帰途へと就きたり。

令和6年11月24日(日)

令和6年11月24日(日) 晴れ
 5時大野海岸着。北西風やや強し。沖の海苔粗朶を狙い投げたるも、向かい風に阻まれて儘ならず。此方の思う着水点より遥か手前で失速せるなり。10時半に矢田川常滑線橋梁近傍へ転進す。風裏なれば防寒着は要らぬ程の陽気なり。潮は既に差して水位高し。先回と同じく胴回り太き鯊を釣らんと試みたり。然るに鉤掛かりせるは悉く4寸に満たず。投げ込みたる仕掛けに掛かりし鯊も測ったように同寸なり。11時半過ぎ、揺れの激しき投げ竿の穂先を見付け、大鯊に違い無之と合わせたれば、5寸余の鮬が鉤に掛かりし。続けて又候5寸弱の鮬なり。爾後は柊魚のみ。潮止まり13時過ぎに一旦納竿。古民家改造の食肆で昼餉を摂りて後、再び竿を出すも鯊は釣れず。14時半には竿を収めて帰途へと就きたり。鯊の釣果は〆て6匹。初冬の釣果としては申し分無之。然るに寸足らずの型は遺憾なり。

令和6年11月23日(土)

令和6年11月23日(土) 晴れ
 拙宅に残りし岩蟹を携え天竜川河口入江へ先づ赴けり。北西風強し。潮汐小潮。底り5時半にて、開始せる6時半過ぎには潮が僅かに差し込みたり。穂先を微かに曲げし当たりを捉え、刹那に合わせたれど鉤先に乗らず。鉤錘に黒鯛らしき歯形を残すのみ。潮の上げたる頃合いを見計らい、鯊を釣らんと各所を巡るも不発。豊川市の御幸浜迄戻りて穴釣りを試みるも、波に煽られて根掛かり多し。正午より豊川河口で投げ釣りで狙えり。風裏に位置し、投げ込みは容易しものの、釣れたるは赤鱏のみ。16時半納竿。本日小雪なれば魚の反応も薄し。左様なる日を以て、阿房の釣り通いに及ぶも亦、一興なりと思い定め、踵を返して帰途へ就きたり。

令和6年11月17日(日)

令和6年11月17日(日) 曇り
 鷺沼のI田氏より到来の水雷竿を携え、長良川河口へ釣遊せり。6時半開始。大潮故に潮位高し。護岸は水に浸かりて三尺の水雷竿は届かず。転進を繰り返し、足場の高き位置より石積みの穴へと入れ込める箇所を見つけたり。水色透けて穴は好く視認に及べども、鯊の気配は皆無。歩みを進め、穴を替えつつ投入を繰り返すに、手許へ漸く鯊より触り有之。刹那に合わせれば4寸の鯊を鉤に掛けし。型は小さき乍ら目出度き初魚なり。潮の引きたる11時迄に20匹の鯊を確保す。最長寸4寸8分と5寸に届かぬ型許りと雖も、当方の需めに応じ、丁寧に作り込まれたる水雷竿にて、使い心地は誠に宜しき。悦に入りて帰途へと就きたり。

令和6年11月16日(土)

令和6年11月16日(土) 曇り
 川井氏同道。5時に出立し、鯵を釣る可しと小浜新港へ赴きたり。道中恙無し。7時半到着の後、空きたる場所を見つけ、竿を出したり。川井氏は竿下、当方は遠投にて鯵を狙うも一向に当たり無之。到着直後は釣り上げられたる鯵を視認せるも、竿を出して爾後は釣れず。川井氏の竿下の撒き餌に群がる柊に混じりて、小鯵1匹が漸く掛かれり。当方依然として当たり皆無。外魚すら触り莫し。我が狙うは尺鯵なればと遠投に徹せるも、一旦納竿迄に当竿へは到頭1尾も掛からず。当たり坊主と相成れり。昼餉を挟み午後は鱚を釣らんと松原海岸へ転進す。此処で鉤に掛かりしは草河豚のみ。諦め難く14時に久々子湖へ転進を重ね、中通しの和竿で鯊を狙うも、最早生物の感触すら無之。16時納竿。坊主を食らいて踵を返したり。