寫眞機道樂」カテゴリーアーカイブ

令和5年4月15日(土)  その1

【中部国際空港】kyocera G’zOne TYPE-XX

【桃園国際空港】OLYMPUS XA F.ZUIKO 35mm/F2.8 FUJIFILM SUPERIA X-TRA400

【台北市民権西路】OLYMPUS XA F.ZUIKO 35mm/F2.8 FUJIFILM SUPERIA X-TRA400

【台北駅前】OLYMPUS XA F.ZUIKO 35mm/F2.8 FUJIFILM SUPERIA X-TRA400

【台北駅前】OLYMPUS XA F.ZUIKO 35mm/F2.8 FUJIFILM SUPERIA X-TRA400

【台鉄汐止駅】OLYMPUS XA F.ZUIKO 35mm/F2.8 FUJIFILM SUPERIA X-TRA400

令和5年4月15日(土) 桃園・台北 雨一時曇り / 夕方晴れ 彰化・台中 曇り一時雨
 前夜23時30分に中部国際空港を離陸せるMM727便は、荒天で相当揺れしものの、日本国中央標準時2時40分、すなわち中華民国中原標準時間1時40分、桃園国際空港(華語表記に於いては桃園国際機場)へ定刻着陸す。平成29年1月以来、実に五星霜振りの桃園国際空港なりて独り久闊を叙す。降機後入境審査を受けたり。以前は深夜便の到着途切れず、方方より寄せ来たりし異邦の旅客にて雑踏するも、今回は旅客少なし。名古屋よりの便も満席なれど、台湾へ帰国の旅客が大半を占めたり。日本人のそれは殆ど見掛けること無之。因りて30分も要せずに入国を認められたり。入境審査の砌、顔写真と指紋を取られし。毎度のことながら、この刹那のみは緊張を禁じ得ず。続けて台湾銀行の窓口で邦貨を新台幣、所謂ニュー台湾ドルもしくは台湾元に兌換す。交換比率は1元が凡そ4円40銭なり。5年前の訪台時が3円30銭なれば、急速な円安の余波強し。些か少なき紙幣を貧相な気持ちで財布に収めたり。台湾鉄路管理局縦貫線台北駅(台北火車站)へ向かう、國光客運のバスは5時20分まで運行せず。嘗ては終夜バス便有之。猖獗を極めし疫病も漸く緩みたると雖も、未だ泰平に復せず。然らば如何とも為し難し。無人の待合室で椅子に腰を据え、待つより他に分別は無之と諦めたり。國光客運のバスは定刻5時20分より幾分遅発す。外は既に明きも、窓に叩き付ける雨粒で景色は見難し。早朝のため渋滞無之。定刻より約10分早着にて台北駅前へ到着す。お陰で当駅6時16分発区間車4137次へ乗り込めたのは、全くの僥倖なり(区間車はLocal Trainの華語訳にて普通列車を指し、次が列車番号なれば、本邦の普通第4137列車に通ず)。二つ先の南港駅を発車後、地下線を抜けて地上へ出るも未だ雨は止まず。窓外は不景気な色を為せり。思うに赴く折の台北は何故か雨か曇りばかりにて、晴れの日は皆無に等しければ、快晴の台北を俄に想像付き難し。汐止駅7時41分着。当駅にて下車せり。

令和5年4月8日(土) 

KODAK Retina Ia Schneider-Kreuznac Retina-Xenar 50mm/f3.5 -1951-

KODAK Retina Ia Schneider-Kreuznac Retina-Xenar 50mm/f3.5 ILFORD XP2 super 400

令和5年4月8日(土) 奈良 曇り時々雨一時晴れ
 4時半起床。思い立ちて奈良へと出立す。前日の雨で肌寒し。外套を羽織れり。ついでにレチナ(Retina) Iaなれば外套のポケットに入れても左程は邪魔にはならずやと、防湿庫より本機を取り出して携行す。本機は先日、数千円の廉価で店頭に出されしを入手せり。今更ながらレチナと思いつつ、つい手を伸ばしたる本機なれど、子細を確かめたところ撮影機構に不具合は見当たらず。ただ一点、フィルムカウンターが動かぬのみ。四半世紀近く前の熱狂ともいえしレチナブームならば、目測式と雖も恐らく数倍の値は付けられし。カウンター不動は致命的な欠陥に非ず。これも何かの縁と購えり。未だ人気を保てる大型のIIIcと異なりて、レンズを畳めば袖珍の如し。閑話休題、往路恙無く午前9時現地着。奈良は屡々訪れしと思うも、この地に来るは既に15年前なり。しかのみならず偶々奈良駅で寸刻下車したのみ。平成3年7月、高校の写真部で撮影旅行に訪れしがまともな機会と記憶せり。然らば当時回りし通りに復た往かんとぞ思いて、東大寺大仏殿を嚆矢に三月堂、二月堂、正倉院、興福寺を企図したれども、二月堂より正倉院へ移りし折、雨が降り出して断念。慌てて駐車せし車へと戻りて傘を持てり。正倉院は省きて興福寺へ行くつもりのところ、まだ早き時間にも拘わらず、殊に異邦人客多し。人だかりの多さに辟易して踵を返す。次に近鉄西大寺駅より北西の秋篠寺を目指したり。当時は訪れぬ古刹なれど、余人少なし。殊に雨の日なれば閑静にて、苔生したる庭は観るに足ると仄聞す。周辺路地狭し。迷いて11時過ぎに到着。先ほどは俄か雨の由にて、空は晴れ間あり。然るに10台ほどの駐車場は満杯にて、暫し俟つも空く気配は非ず。止む無く断念す。代わりに西ノ京の薬師寺へと、その進路を変針したり。正午のサイレン鳴るを聞きつつ薬師寺に到達せり。薬師寺と近くの唐招提寺は撮影旅行でまとめて訪問せしにて、当時の順路に復す。こちらは中心部より遠ければ、参観せる人は少なし。金堂にて薬師三尊像を観ゆ。白鳳時代の国宝にて、当時も目にせし筈ながら、むやみに蒸し暑き日との記憶の他は無之。続いて唐招提寺をと思うところへ再び降雨あれば、弛緩ありて参観は止したり。昼餉後、未だ降雨強し。当時の顰みを倣い、橿原の甘樫丘へ登りて〆とせる心算なれど、雨で泥濘む道を苦吟し丘へ登りても展望は能わず。これにて帰路へ就けり。復路も恙無し。途中ラボに寄りて、本日撮影済みフィルムの現像を依頼せり。1時間ほど後にネガを受領す。19時頃に帰着。帰宅早々撮影の如何を確認す。1951年製の古典機と雖も、本機に搭載せし堅牢なるシンクロコンパー(Synchro Compur)のシャッター、絞り機構に異常は之無。シュナイダー製クセナー(Xenar)50mm/f3.5のレンズもまた無謬なれば、目測式たる所以にて深めの被写界深度、すなわちパンフォーカスながら、諸般の条件を相組合せし帰結の精緻な描写は健在たり(もっとも本機のテストに成りしか否かは疑問なり)。 但しフィルムカウンター不動の故、本日は撮影途次にて枚数を失念す。意図せぬところでフィルム切れを出来せり。次の折は数取器を携えて撮影枚数を正確に把握すべし。

Zeiss Ikon Tenax I

(2023/04/05増補)

Zeiss Ikon Tenax I Novar Anastigmat 35mm/F3.5 24×24mm -1939-

2023/03/31 札幌 ・長万部・苫小牧

Zeiss Ikon Tenax I Novar Anastigmat 35mm/F3.5 24×24mm -1939- ILFORD XP2 super 400

2016/03/19-2016/03/20 竹中・內灣・新竹・彰化・羅東000430830003

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000430830005 000430830006 000430830007 000430830008 000430830016000430830020 000430830023 000430830027 000430830028000430830032Zeiss Ikon Tenax I Novar Anastigmat 35mm/F3.5 24×24mm -1939-  KODAK GOLD 200

2009/08/20 新橋駅界隈・東京駅20090820-4

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Zeiss Ikon Tenax I Novar Anastigmat 35mm/F3.5 24×24mm -1939-  KODAK GOLD 200

本機テナックス(Tenax)Ⅰ型は1939年にツアイス・イコン(Zeiss Ikon)社より発売。35mmフィルム(135サイズ)を使用する写真機としては稀な、24×24mm(ロボット判)のスクエアフォーマットを採用せり。レンズはノバーアナスチグマット(Novar Anastigmat)35mmf3.5。いわゆるレンズ3枚のトリプレットレンズを装備す。測距は目測式。上記機種には光学視差式距離計すなわちレンジファインダーを組み込みし、レンズ交換可能なテナックスⅡ型(1938年発売)もあり。シャッター速度は大陸系列を用い、最高速は1/300。絞り値はf3.5よりf16。固有なるシャッターチャージレバーにより、本邦では「招き猫」の異名を持ち、一部好事家の間で高評を博す。