阿房の釣り通ひ」カテゴリーアーカイブ

令和5年3月11日(土)

令和五年三月十一日(土) 晴れ
 先週に引き続き長命寺川へ釣遊せり。午前四時着。未明なれど既に釣客多し。先週より下手に辛うじて釣り座を設けたり。暗き中に準備を整え黎明五時五十分より開始。隣座は十尺前後の竿を二本出し、岸寄りにてホンモロコを連発す。当方は竿二十一尺にて狙うも浮子に動き無之。遡上のホンモロコは岸近しと判断し、急ぎ十二尺の竿を追加したり。直後にホンモロコ一尾確保して奏功す。十時までに凡そ三十尾を上げるも、その釣果は悉く十二尺なり。而して白昼を迎えるに魚勢衰え、ホンモロコのアタリ激減す。偶に鉤掛かりせる而已。十四時を過ぎて漸く勢いを戻したり。十五時納竿。〆て六十七尾を確保す。中には午前中で早くも束釣りを果たせし釣客数多在之。比肩に及べば左程の釣果に非ずと雖も、久方ぶりの大釣りにて満悦し復路に就きたり。

長命寺川(滋賀県近江八幡市) 5:50-15:00
ホンモロコ×67匹
竿21尺及び12尺 アカムシ

令和5年3月4日(土)

令和五年三月四日(土) 曇り時々晴れ
 二月二十二日より始まりし今季ホンモロコ釣りなれど、天候不順に伴いて本日が初日なり。五時半、長命寺川渡会堰下流部に到着。盛期なら踵を接すほど混み合う場所も、初期は釣り人疎らにして、隣座と雖も翳む彼方に在る而已。二十一尺竿にて六時十五分より開始。爾後は半刻に一度、餌のアカムシを取り換える作業を反復せり。十三時過ぎに漸く一尾を確保す。季は未だ早しか貧相なる魚体を以て、当初はホンモロコなりやと疑えり。十五時に〆て十三尾の釣果で納竿す。ボウズは逃れし。而して幸先の良し悪しを判じるに迷うところ些かならず。次週も天気に望み有れば、復た来るべしと思い決して帰途に就きたり。

長命寺川(滋賀県近江八幡市) 6:15-15:00
ホンモロコ×13匹
21尺 アカムシ