阿房の釣り通ひ」カテゴリーアーカイブ

令和6年10月20日(日)

令和6年10月20日(日) 晴れ
 6時前より東海市の太田川河口で鯊釣り。当たり皆無にて即座に常滑市大野町の矢田川へと転身す。7時より常滑線橋梁上流にて鯊を釣らんと再び竿を出したり。満潮潮止まり前後から鯊の当たり数多。型は4寸乃至5寸と宜しき型なれば、昨日より引き摺れる鬱悒し感も忽ち霧散せり。潮は下がりて12時半納竿。〆て50匹の釣果なり。又候曾遊せんと満悦す。斯様に思いつつ帰途へと就きたり。

令和6年10月19日(土)

令和6年10月19日 晴れ
 天竜川河口の入江で釣遊。、大鯊を狙い6時前より開始す。潮汐は大潮。満潮7時を過ぎて潮は動き出すも触りすら無之。瞬く間に潮位は下がりし。止むを得ず黒鯛狙いに変更す。9時より12時半の間に33及び28糎の黒鯛2枚を確保したり。而して鯊は坊主となりし。遺憾乍ら竿を収めた次第なり。

令和6年10月13日(日)

令和6年10月13日(日) 晴れ
 昨日贖いし岩蟹を携え天竜川河口へ釣遊せり。6時前より開始。潮汐は8時半底りの中潮なれば、既に潮位低し。入江の水門より本流へ引きし潮に岩蟹を乗せるも、黒鯛の反応は見られず。7時半頃、護岸際に沿いて落とし込みし目印が俄かに走れる当たり有之。長寸28糎。即座に海へ放てり。底りで一旦納竿。新規釣り場を需め天竜川右岸へ転進。午後は正午過ぎより再び入江にて落し込みたり。15時の満潮を控え潮位高し。14時、入江奥の船着き場で目印が走りて、刹那に合わせれば強引す。一旦は沖へと出でるも俄かに進路を岸へと転ぜり。岸壁は浮き桟橋、円柱等障害物数多。獲物は爰にて鉤素を切らんとの算段なり。抗う黒鯛を竿の弾力で暫し凌ぎて、浮きたる黒鯛を網入れす。長寸41糎。久しく40糎越えの黒鯛なり。満潮後は鯊を釣らんと黄昏迄入江沿いを釣り歩きし。途上、4寸大の鯊が釣れたるを目撃す。然るに小鯊らしき触りのみ。次は朝間詰めに来りて大鯊を釣らんと思いて、踵を返し帰途へ就きたり。

令和6年10月12日(土)

令和6年10月12日(土) 晴れ
 本日は鯊を釣らんと川井氏を同道せり。8時出立。而して釣遊先に迷いし。西尾市の渚屋釣具店で虫餌を贖い、10時より平坂入江寺津橋上流にて竿を出したり。川井氏は投げ釣りを為す心積りで竿を携え来るに、いざ仕掛けを付けんと道具箱を開けたれば、黒鯛落とし込み釣りの仕掛け有之のみ。然るにや鯊釣りの道具一式を忘却す。幸い鉤のみは持ちたり。殆く釣りにならじ。小鯊許りにて早早に転身す。次に竿を出せる碧南の蜆川河口は鯊の気配すら見られず。正午過ぎには彼の地を離れたり。13時過ぎ、常滑市大野町の矢田川河口へと到着。潮上がりを俟ちて昼餉の後、名鉄常滑線橋梁周辺で鯊を釣りたり。昨年と比して一回り型は宜しく、川井氏は本日最長四寸六分弱の良型を釣り上げし。17時納竿迄の釣果は〆て17匹。数は少なしと雖も型、引き味を満喫したれば、良き釣り日和となれり。

令和6年10月5日(土)

令和6年10月5日(土) 曇り一時雨のち晴れ
 天竜川河口へ釣遊。到着時に降りたる雨も次第に止みて、6時前より開始せり。潮汐は中潮。満潮7時頃なれば、潮止まりを控え潮位高し。前日よりの降雨で水色は笹濁り、潮は動き緩く丁度宜しき具合乍ら、流れに乗せて運べる岩蟹に黒鯛は反応せず。如何せんやと訝しく落とし込みを続けるも、普段は五月蠅き餌取りすら無之。9時過ぎに止まれる潮が動きて、目印に止め当たりを発す。黒鯛を漸く確保せり。長寸30糎。体高く型の割に抗いし。底り間近の11時半にも30糎の黒鯛を掛けたり。〆て2枚の釣果に今日も坊主を免れしと安堵す。帰宅後に待ち帰りし黒鯛を捌き、調味液に一晩漬けた後、唐揚げに処せり。辛子入り酢醤油で食せば、黒鯛特有の癖は感じられず。中中の美味にて満悦したり。

令和6年9月28日(土) 曇り

令和6年9月28日(土) 曇り
 由良川河口の石積みで前打ちせんと釣遊す。北風強し。宮津湾より畝り入りて濁り有之。未釣りの場所乍ら期待高し。6時より開始。初手は水深を測まんと竿下へ打ち込みて、着底の刹那に穂先を押さ込む当たり出来。間髪入れずの合わせで水面より飛び出でたるは15糎の極小なり。続いて23糎とやや大振り、又再び掌大と、五月蠅き程の当たりに釣れ上がれるも型は細かし。河岸を転進し型物を探るも、12時納竿迄に確保せる〆て16枚の内、辛うじて黒鯛と呼べるは長寸25糎の2枚のみ。後は全て所謂チンタなり。数はツ抜けし。而して如何にも釣れそうなる雰囲気と雖も、案に相違して小物に翻弄されたり。

令和6年9月23日(月)

令和6年9月23日(月) 曇り一時晴れ
 5時半より天竜川河口水門にて開始。7時迄に40及び31糎の黒鯛を確保したり。坊主は逃れし。7時半に隣接せる海洋公園へと転進。未だ落さざる堤壁を一巡す。釣れしは掌大の小型或いは黄鰭のみ。鉤数れしは数多なり。12時納竿。踵を返し伊藤釣具へ寄りて後、帰宅に及べり。

令和6年9月21日(土)

令和6年9月21日(土) 晴れ
 川井氏同道の上、先ず磐田市仿僧川水門下流へ釣遊せり。8時過ぎより開始。潮汐は中潮にて、8時前の満ち潮を境に下げへと転じたり。岩蟹を餌に竿下へ打ち込みし。水深は1米に満たず。鯊と思しき穂先への触り有之。然れども黒鯛は当たらず。1時間程の後、天竜川河口の竜洋海洋公園へ転進す。園内親水岸壁で23及び24糎の小型を掛けるも、残りは掌大の幼魚当たりのみ。開門へ更に移動せり。但し状況に好転無之。餌切れし13時納竿。踵を返して帰途へと就きたり。

令和6年9月15日(日) 

令和6年9月15日(日) 晴れ
 雨の予報と違いて晴れとなり、俄かに釣遊せんと思い立ちて6時半に出立す。前日と異なり交通量極めて少なし。9時過ぎに天竜川河口水門へ到着。10時半に底りの前乍ら微かに流れ有之。但し水深は最早鉤素分にも満たず。斯様な状況で釣りに為るやと訝しむも、潮が満ちる迄、徒然の憂さ晴らしと許りに岩蟹を餌として前打ちを試みたり。一投目より穂先を曲げる当たりに掛かれるは掌大の幼魚にて、網を用いるに能わず。続いて掛かしも亦、同じき型なれば直ちに放てり。昨日と比して本日は当たり数多。型の細かきを以て五月蠅きと思うは、太平の贅なりと雖も、網を使わずに抜き上げられし許りではと、又候穂先を叩く当たりをつい等閑に合わせたところ、漸く強く抗いて竿を曲げたり。而して良型の黒鯛が恙無く網に収められし。長寸34糎。12時に一旦納竿。35糎を筆頭に34、27、26糎各2枚の〆て5枚の釣果なり。底り前後が適宜なる時合なれば、昨日は見事に好適を逃せし。午後は潮上がりに伴いて新しき釣場を開かんと各所転進せるも、蟹を潰されしのみ。16時半納竿。踵を返し帰途へ就きたり。