令和7年5月11日(日)

令和7年5月11日(日) 曇り一時晴れ
 天竜川河口の入江で黒鯛釣り。潮汐大潮。満潮4時にて、潮が動き出したる4時半過ぎより開始す。潮が動き出せる中、岩蟹を餌にボタへと落とし込みたり。5時半に目印が走る当たりで28糎の黒鯛を確保。今季初の釣果なり。次第に流れ早くなれば、目印を外して前打ちに変更す。6時過ぎに穂先を抑え込みたる当たり有之。刹那に合わせると、存外強引に抗えり。之を躱して網入れす。長寸40糎と良型なり。爾後は当たり皆無。8時に納竿し、帰途へと就きたり。

令和7年5月4日(日)

令和7年5月4日(日) 晴れ
 定刻8時55分志布志港結纜。今年1月に来た許りなれば、志布志は曾遊の地なり。連絡せる乗合自動車にて鹿児島中央駅へと移動す。11時20分頃着。駅前電停より市内電車で谷山、鹿児島駅前と巡り、夕刻の渡船で桜島へと往復したる後、鹿児島空港20時40分発の航空機で帰名せり。中部国際空港22時着。陸海路27時間を要せし往路と比肩し、復路は僅か1時間半弱の行程なれば、些かならず物足らぬ感、否めぬなり。

令和7年5月3日(土)

令和7年5月3日(土) 晴れ
 名古屋駅7時36分発の関西本線普通4309M列車亀山行で出立。亀山で加茂行に乗り換えるも、単行気動車に乗客が殺到せり。通勤列車の様相で立錐の余地無之。幸甚にも柘植にて腰を据えられるも、窓を背にした通勤型座席なれば、窓外を眺めるに能わず。然りとて対面の窓外も亦、混雑せる乗客の為に眺望無之。加茂で長編成の列車へ乗り継ぎ漸く安堵せり。天王寺で下車。暫し休息の後、大阪南港へと移動す、17時55分解纜の貨客船へと乗り込みて、鹿児島県志布志港へと向かいたり。

令和7年4月26日(土)

令和7年4月26日(土) 晴れ
 野田沼へ本諸子釣りへ赴けり。北西風強し。風裏にて21尺の長竿を降るも差閊え無之。5時より11時迄に8匹を確保せり。例年より小振りの魚体は乍ら坊主は逃れられし。

令和7年4月12日(土)

令和7年4月13日(土)  晴れ
 発動機交換の為、長く入廠の自家用車が戻れり。試運転を兼ねて清水港へ釣行す。4時半着。岩蟹を餌に振り込めば、早早に穂先へ当たり有之。十分に引き付けて合わせるも、暫し抗いて後に之を逸せり。清水港を嚆矢に焼津港、大井川港と各所を巡るも黒鯛の気配は見られず。本日の潮汐は大潮。5時前満潮より潮位は瞬く間に下げたり。釣り成らずして9時納竿。本日も亦、黒鯛の釣果は無之。大井川港近くの麦本店で支那蕎麦を食し、而して帰途へと就けり。途次伊藤釣具へ寄りて、12時半より外池で竿出し。16時迄の間、鮒の他に泥鰌を鉤に掛けたり。黒鯛は釣り難し。然れども稀代の椿事に邂逅せるも、或いは一興ならんかと思いつつ、昏れの外池にて竿を納めたり。

令和7年4月5日(土)

令和7年4月5日(土) 晴れ
 今季は初めて大阪南港セル石へ渡る心算の処、大阪府環境農林水産部循環型社会推進室資源循環課からの下達有之。乃ち令和7年4月1日より渡船相罷り為らぬ旨、須く承る可しと被出仰候由。已む無く又候天竜川河口へ赴けり。5時過ぎに開始。而して先週の顰みに倣うのみ。転進し他所にて竿を出すも黒鯛の音沙汰無之。10時半納竿。当たり坊主の儘、帰途へと就きたり。

令和7年3月30日(日) 

令和7年3月30日(日) 晴れ時時曇り
 某川へ鮒釣り。気温低き乍ら水温し。7時開始。乗っ込み近き故か尺上の鮒も混じりし中、凡そ5乃至8寸程の良型を次次に鉤へと掛かかりし。11時納竿。後半は小鮒に変われども、〆て30匹と稀有なる釣果で踵を返せり。